2023年度上半期 後援会学生表彰の受賞者および受賞団体が以下のとおり決定し、表彰式が執り行われました。
受賞者の皆様にお祝いを申し上げるとともに、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
2023年11月4日
後援会学生表彰とは、学生の優れた活動や努力の成果を表彰することによって、学生のモチベーションを高め大学の活性化に資することを目的に設立され、主に以下3つの項目に対し、特に貢献した学生に対し、後援会会長ならびに学長より表彰状と副賞が贈られます。 (1) 学術研究活動(主に大学院生を想定) |
表彰式の様子

①
表彰者 | 【団体】自主企画ゼミ「ナガサキで考える戦争と原子力」 |
種別 | 【学術研究活動】 |
推薦理由 |
初年次科目で近現代史と戦争について学んだ学生が、自主企画ゼミナール「ナガサキで考える戦争と原子力」を立ち上げ、実際に長崎の原爆資料館や関連施設を訪れ、被曝体験者の語りを聞き、現地の大学生ら(長崎で平和活動を展開しているナガサキ・ユース代表団並びISSOKU所属の学生)と対話ワークショップを実施した。ロシア・ウクライナ戦争も視野に入れながら、緊張感をもって臨んだ事前学習と現地調査は、質の高い学びをもたらし、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)が主催し長崎新聞社が協力する全国区の懸賞論文「第2回「核なき未来」オピニオン賞」に応募した5名のうち3名が最終選考に残るという快挙をなしとげた。3名が最終選考に残ったという事実は、本学の自主企画ゼミという制度のユニークさや学びの質そのものの高さを示していると思われる。また、「この活動を通して学んだ多くのことを、同年代に伝えたい」という参加学生の強い意思により、指導教員が受け持っている大型講義(履修者160名程度)にて発表予定である。加えて、これからを生きる若い世代が「戦争の記憶」を継承していくこと、つまり「『戦争の記憶』のサステナビリティ」を実現するためにVR(仮想現実)を活用した平和学習のあり方などを含めた提案を本年度の「SDGsフォーラム」にて発表する予定である。 U20部門(88名の総応募者中20名が選出) U30部門(34名の総応募者中18名が選出) 以下は自主ゼミの取り組みを掲載した大学HPの記事である。 |
推薦者 | 花田太平(外国語学部 准教授) |
賞の種類 | 後援会奨励賞 |
②
表彰者 | 【個人】伊藤里緒 外国語学科英語コミュニケーション専攻3年 |
種別 | 【課外活動】 |
推薦理由 | 本学学生と特別聴講生との国際交流活動であるConversation Partnershipの活動の代表を2022年前期から2023年前期まで務め、コロナ禍で留学生が来日できない期間も、オンラインでの活動を行うことで交流活動を継続することができた。毎月のイベント企画や協働学習発表会の取り組み等、綿密な計画と参加者へのフォローアップを徹底し、様々なモチベーションの学生が国際交流活動に積極的に取組めるよう、代表として尽力した。学内での国際交流活動の活性化に寄与し、留学生サポートにもつながる活動への貢献度は非常に高く、真摯に取組んだ姿勢は他の学生にとっても模範となるものである。 |
推薦者 | 桑島朋子(教務・国際交流課 係長) |
賞の種類 | 後援会奨励賞 |
③
表彰者 | 【個人】松下和敬 外国語学科英語コミュニケーション専攻3年 |
種別 | 【課外活動】【社会貢献活動】 |
推薦理由 |
8/28~9/16に、財団及び学園共同推薦(自費)の形で、台湾の公益財団法人張榮發基金会に研修派遣された。研修期間中に、 1.僻地学校の授業補助及び校務補助:基金会が運営する阿里山の山間部に位置する僻地学校「雲林縣樟湖中小學」行き、授業(教室と農園)及び校務補助のほか、学生に日本語を教えるなどの活動を通して、僻地の学生に視野を広めることを協力。 2.当該法人が支援している台湾北部、中部地方の小中高各学校に出向き、日本語及び日本事情を教えることによって、現地の学生の視野を広めることができた。 3.台湾中部の高齢者食堂を訪ね、年配者と一緒に食卓を囲み、台湾北部の特別養護施設を訪ね、月餅の制作及び出荷作業の手助けをした。 上記3項目は、道徳の実践に等しい活動内容であり、研修の受け入れ先からも、相手と同じ目線で温かく相手と接することは、とても素晴らしい、と高い評価をいただいている。 |
推薦者 | 邱瑋琪(外国語学部 准教授) |
賞の種類 | 後援会奨励賞 |
④
表彰者 | 【個人】張凱伶 外国語学科英語コミュニケーション専攻3年 |
種別 | 【課外活動】【社会貢献活動】 |
推薦理由 |
8/28~9/16に、財団及び学園共同推薦(自費)の形で、台湾の公益財団法人張榮發基金会に研修派遣された。研修期間中に、 1.僻地学校の授業補助及び校務補助:基金会が運営する阿里山の山間部に位置する僻地学校「雲林縣樟湖中小學」行き、授業(教室と農園)及び校務補助のほか、学生に日本語を教えるなどの活動を通して、僻地の学生に視野を広めることを協力。 2.当該法人が支援している台湾北部、中部地方の小中高各学校に出向き、日本語及び日本事情を教えることによって、現地の学生の視野を広めることができた。 3.台湾中部の高齢者食堂を訪ね、年配者と一緒に食卓を囲み、台湾北部の特別養護施設を訪ね、月餅の制作及び出荷作業の手助けをした。 上記3項目は、道徳の実践に等しい活動内容であり、研修の受け入れ先からも、相手と同じ目線で温かく相手と接することは、とても素晴らしい、と高い評価をいただいている。 |
推薦者 | 邱瑋琪(外国語学部 准教授) |
賞の種類 | 後援会奨励賞 |
受賞者の皆様の今後の活躍をお祈りしています。