
本学は4月2日(日)に入学式を挙行し、大学院11名、学部652名の新入生663名を新たに迎え、新年度をスタートしました。 今年の入学式は父母保証人の皆様にもご参加いただき、盛大に式を挙行することができました。今年は定員を上回る新入生を迎えることができ、学長としても安堵したところでございます。
また、入学式の後には、新入生保護者の皆様に対し、「麗澤大学後援会 父母保証人向け説明会」を実施し、阿部会長より後援会の概要や事業説明をいただき、後援会への理解が一層深まったものと確信しております。
来月には新型コロナウイルス感染症も5類相当になり、学生を悩ませ続けたコロナ禍もようやく終わりが見えてまいりました。4月12日より授業開始となった大学内は、一足先にコロナ前の活気を取り戻しており、内装外装ともリニューアルした学生会館ひいらぎで開催した新入生歓迎会には、たくさんの新入生が参加、昼食営業も連日盛況で、改めて皆様のご支援とご協力に感謝の念を強くしております。
昨年度から、「品格あるグローバル人材」を育成すべく、グローバル・道徳・データーサイエンス・キャリア教育を柱とする「麗澤スタンダード」を導入すると共に、100分授業への変更と「セメスター制・クォーター制」の併用を実施しております。さらに、2024年度には、「テクノロジーに、愛を」の標語の下、「情報システム工学」と「ロボティクス工学」専攻からなる工学部と「未来をデザインする実学」をモットーに、「道経一体」の理念を実践する「ファミリービジネス」専攻を核に4専攻からなる経営学部を新設する予定です。そうしますと、この柏キャンパスは文系理系の5学部体制となり、麗澤大学は学部の垣根を超えた文理横断・文理融合教育ができる総合大学となります。2024年春には、工学部棟が新築され、北側キャンパスが整備され、キャンパス全体の景観も大きく様変わりすると思います。
後援会役員会においても、新しい役員の方が加わったと聞いております。新たな視点と豊富なご経験をもつ役員会に支えていただけることを本当に心強く思います。
後援会の皆さま方には、これまでも学修活動や課外活動に対するご支援、また、留学や就職関係事業、さらには新型コロナウイルス感染防止対策など、幅広い分野において多額のご支援を賜っておりますこと、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
今後とも世界と地域に貢献する「品格あるグローバル人材」を育成するため、「知徳一体」、「道経一体」を教育理念としまして、教職員一同邁進して参ります。引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
■2023年度麗澤大学後援会 第1回役員会 学長挨拶資料